ク・かる・うつ

普及版 字通 「ク・かる・うつ」の読み・字形・画数・意味


15画

[字音]
[字訓] かる・うつ

[説文解字]
[金文]

[字形] 形声
声符は區(区)(く)。區は、多くの祝告の器((さい))を秘匿のところにおき、謳歌して祈る意。これに鞭を加えて、強く祈ることをいう。〔説文〕驅(駆)字条十上に「馬を驅るなり」(段注本)とし「は古驅なり。攴(ぼく)に從ふ」とするが、悪邪を攘(はら)い除く意からいえば、が本字である。字は毆(殴)(く)と声義通じ、殴(う)って悪邪をることをいう。

[訓義]
1. かる、かりたてる、かりのぞく。
2. うつ、うってかりたてる。

[古辞書の訓]
名義抄 カタブク・カル・ウツ 〔字鏡〕 ウツ語彙は駆字条参照。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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