デジタル大辞泉 「クバールスピアン」の意味・読み・例文・類語 クバール‐スピアン(Kbal Spean) カンボジア北部にあるヒンズー教の遺跡。シェムリアップの北約50キロメートル、シェムリアップ川源流に位置する。約200メートルにわたって、川底や川岸の岩肌にヒンズー教の神々の浮き彫りが施され、リンガなどの彫像が点在する。11世紀半ば、クメール王朝のウダヤティティヤバルマン2世の時代に造られたとされる。1992年、アンコールの他の遺跡とともに世界遺産(文化遺産)に登録された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例