クバールスピアン(その他表記)Kbal Spean

デジタル大辞泉 「クバールスピアン」の意味・読み・例文・類語

クバール‐スピアン(Kbal Spean)

カンボジア北部にあるヒンズー教遺跡シェムリアップの北約50キロメートル、シェムリアップ川源流に位置する。約200メートルにわたって、川底川岸岩肌にヒンズー教の神々の浮き彫りが施され、リンガなどの彫像が点在する。11世紀半ば、クメール王朝のウダヤティティヤバルマン2世の時代に造られたとされる。1992年、アンコールの他の遺跡とともに世界遺産文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android