日本大百科全書(ニッポニカ) 「クビワカモメ」の意味・わかりやすい解説 クビワカモメくびわかもめ / 頸輪鴎Sabine's gull[学] Larus sabini 鳥綱チドリ目カモメ科の鳥。全長35センチメートルぐらいの小形種で、繁殖期に成鳥の頭部は暗灰色で、下縁にその名の由来となる黒色の頸輪ができる。燕尾(えんび)をもつ点、他のカモメ類と異なる。北極圏で繁殖し、南アメリカ、アフリカ両大陸の西岸海域で越冬する。[長谷川博][参照項目] | カモメ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例