クプレイン

化学辞典 第2版 「クプレイン」の解説

クプレイン
クプレイン
cupreine

(8α,9R)-cinchonan-6′,9-diol.C19H22N2O2(310.39).ウルトラキニーネともいう.アカネ科Remijia pedunculata,キナの一種China cuprea樹皮に含まれるキナアルカロイド無色の板状晶(エタノール).融点201~202 ℃.-176°(メタノール).pK1 6.57.エタノールに可溶,水,エーテルクロロホルムベンゼン石油エーテルに難溶.二水和物は柱状結晶.ヒドロキシ基をモノメチル化するとキニーネが得られる.[CAS 524-63-0]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android