クラチコフスキー(その他表記)Ignatii Yulianovich Krachkovskii

改訂新版 世界大百科事典 「クラチコフスキー」の意味・わかりやすい解説

クラチコフスキー
Ignatii Yulianovich Krachkovskii
生没年:1883-1951

ロシア・ソ連邦のアラビア学者。V.R.ローゼンからアラビア語を,V.V.バルトリドからイスラム史を学び,主としてアラブ文学に関する多数の論文,著作,翻訳を公刊した。主要著作にイブン・アルムータッズおよびアブー・アルアラーの詩歌論,アラブ地理・文学概観などがあり,全6巻の全集に収録されている。回想録《アラビア語写本の間で》(1945)は各国語に訳されており,現代アラブ文学にも深い理解をもっていた。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

367日誕生日大事典 「クラチコフスキー」の解説

クラチコフスキー

生年月日:1883年3月16日
ソ連邦のアラビア学者
1951年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android