最新 地学事典 「クラト植物群」の解説
クラトしょくぶつぐん
クラト植物群
Crato flora
ブラジルのサンタナ層群クラト層から報告された植物化石の総称。時代は前期白亜紀Aptianと考えられている。乾燥した気候に適応した植物を中心とし,ケイロレピディア科やナンヨウスギ科の針葉樹類のほか,豊富なグネツム類を含むことが特徴。また,被子植物の主要系統(ANA植物・真正モクレン類・単子葉類・真正双子葉類)を含むが,それらは水辺や雨季などに繁茂していたと推定されている。
執筆者:山田 敏弘
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

