現代外国人名録2016 の解説
クリスティナ フェルナンデス・デ・キルチネル
Cristina Elisabet Fernández de Kirchner
- 職業・肩書
- 政治家 元アルゼンチン大統領
- 国籍
- アルゼンチン
- 生年月日
- 1953年2月19日
- 出生地
- ブエノスアイレス州ラプラタ
- 学歴
- ラプラタ大学法学部〔1979年〕卒
- 経歴
- 中流家庭の出身。若くして正義党(ペロン党)の下部組織に入る。1975年大学の学生運動でネストル・キルチネルと出会い、学生結婚。のち夫はサンタクルス州知事となり、自身は弁護士を務める。民政復帰後の’89年サンタクルス州議会議員、’95年同州選出アルゼンチン上院議員、’97年下院議員、2001年再び上院議員となる。2003年夫がアルゼンチン大統領に就任し、中道左派政権が誕生、ファーストレディとなる。2005年ブエノスアイレス州選出の上院議員。2007年10月夫が不出馬を表明したアルゼンチン大統領選に夫の後継として出馬し当選、12月就任。2011年10月南米の女性大統領として初の再選を果たし、12月2期目就任。2015年11月任期満了に伴う大統領選では自身が押す中道左派政権の継承を掲げたブエノスアイレス州知事ダニエル・シオリが、中道右派の野党候補でブエノスアイレス市長のマウリシオ・マクリに僅差で敗れた。政権交代は14年ぶり。“ラテン版ヒラリー”“エビータの再来”とも呼ばれた。米経済誌「フォーブス」の“世界で最もパワフルな女性100人”ランキングで、2015年16位に選ばれる。趣味は“おしゃれ”。1男1女の母。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報