エビータ

デジタル大辞泉プラス 「エビータ」の解説

エビータ

①1978年初演のミュージカル原題Evita》。脚本作詞:ティム・ライス、作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー。映画女優からアルゼンチン大統領夫人になったエバ・ペロン、愛称エビータの生涯を描いた作品。1980年に第34回トニー賞(ミュージカル作品賞)を受賞
②1996年製作のアメリカ映画。原題《Evita》。①の映画化。監督:アラン・パーカー、出演:マドンナ、アントニオ・バンデラス、ジョナサン・プライスほか。第69回米国アカデミー賞歌曲賞受賞(「ユー・マスト・ラブ・ミー」)。第54回米国ゴールデングローブ賞作品賞(ミュージカル・コメディ部門)受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のエビータの言及

【ペロン】より

…ここに彼の政治生命は断たれたかに見えたが,10月17日労働者は大規模な抗議デモを組織してペロンの釈放をかちとり,彼は一躍労働者大衆のアイドルとなった。このデモの成功に一役買ったとされるのが,のちに2番目の夫人(最初の夫人とは1938年に死別)となるエバEva Duarte de Perón(エビータEvita。1919‐52)であった。…

【ミュージカル】より

…次いで《オリバー!》(1960)などのバートLionel Bart(1930‐ )がしばらく活躍した。現在最も重要な作者は,《ジーザス・クライスト・スーパースター》(1971),《エビータ》(1976),《キャッツ》(1981),《スターライト・エクスプレス》(1984)などの曲を書いたロイド・ウェバーAndrew Lloyd Webber(1948‐ )である。彼はおもにロック風の曲を作るが,文学性を犠牲にしても音楽を正面に出そうとする傾向があり,革新的のようでいてかえってミュージカルを古いかたちに戻そうとしているように思われる。…

※「エビータ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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