再来(読み)サイライ

デジタル大辞泉 「再来」の意味・読み・例文・類語

さい‐らい【再来】

[名](スル)
過去にあったのと同じ事柄状態がまた起こること。「平和な時代再来する」
一度死んだ人が再びこの世に生まれ出ること。生まれ変わり。「キリスト再来といわれる人」

さ‐らい【再来】

[語素]週・年月などを表す語の上に付いて、次の次の、翌々という意を表す。
[補説]「にち」には、「明後みょうご」を用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「再来」の意味・読み・例文・類語

さい‐らい【再来】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 再び来ること。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「怪者の再来(サイライ)を慮りて」(出典:化銀杏(1896)〈泉鏡花〉一五)
    2. [その他の文献]〔史記‐淮陰侯伝〕
  3. 死者神仏が別の姿になって再びこの世に生まれ出ること。特に、かつての偉人聖人や、ある事柄に似た人、事柄が再び現われること。また、その生まれ出たもの。再生再誕。生まれかわり。
    1. [初出の実例]「元朝は、釈迦の再来で国を以たと云ぞ」(出典:百丈清規抄(1462)四)

さ‐らい【再来】

  1. 〘 造語要素 〙 次の次の。翌々。「再来週」「再来月」「再来年」など。

再来の補助注記

「さ」は和語接頭語「さ」とも、漢語の「再(さい)」の変化したものともいわれる。

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普及版 字通 「再来」の読み・字形・画数・意味

【再来】さいらい

再び来る。

字通「再」の項目を見る

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