ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 クリプト・カトリック主義クリプト・カトリックしゅぎCryptocatholicism ルター派の神学者 G.カリクスツスは,聖書,使徒信条,5世紀までの教会の教えを共通の基礎とする,ルター派,カルバン派,カトリック教会の和解のための神学体系の樹立に努めたが,彼の影響を受けた一連の調停的神学運動をさす。この運動は 18世紀まで続きイギリスにも影響を与えたが,狭義にはケーニヒスベルク大学におけるグラーベらのカトリックへの改宗運動をさす。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by