クリュセレファンティノス(その他表記)Chryselephantinos

改訂新版 世界大百科事典 の解説

クリュセレファンティノス
Chryselephantinos

金と象牙で作られた古代ギリシアの彫像ギリシア語のchrysos(金)とelephantinos(象牙製の)の合成語。技法的には,木枠を組み,表面の裸体の部分に象牙を,衣装や頭髪その他の部分に金の薄板を張って作る。有名な作例には,フェイディアス作のオリュンピアのゼウス像や,パルテノンの本尊アテナ・パルテノス,ポリュクレイトス作のアルゴスのヘラ女神像などがある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 松島

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む