最新 地学事典 「クリーブランド鉄鉱床」の解説
クリーブランドてつこうしょう
クリーブランド鉄鉱床
Cleveland iron deposit
英国ヨーク州にあった同国最大の鉄鉱床。下部ジュラ系・Lias層中部の砂岩・頁岩層中に胚胎するアイアンストーン鉱床。魚卵状鉱石(ミネット型)と泥岩質鉱石があり,いずれもシャモサイト・シデライト・ゲーサイトとカオリン・石英・方解石・黄鉄鉱などからなる。平均組成はFe30%,P0.6~1.5%,Al2O33~6%,CaO10~20%。低品位だが方解石を多量に含むことによる自溶性が幸いし,コークスの発明と相まって産業革命を支えた。鉱量30億t。1964年終掘。南にFrodingham, Northampton(20億t, Fe32%)など同型鉱床が並ぶ。
執筆者:矢島 淳吉
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

