クルチアルカロイド

化学辞典 第2版 「クルチアルカロイド」の解説

クルチアルカロイド
クルチアルカロイド
kurchi alkaloid

ホラレナアルカロイドともいう.キョウチクトウ科Holarrhena antidysenteriaおよび同属H.africanaH.conglensisH.wulfsbergiiH.febrifugaなどの種子および樹皮に含まれるアルカロイド総称ステロイドアルカロイド一種である.代表的なものにコネシンがある.インドでクルチ(kurchi)と称し,アメーバ赤痢治療薬として古くから用いられている.in vitro(インビトロ)で結核菌生長を阻害する.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android