化学辞典 第2版 「クルチアルカロイド」の解説
クルチアルカロイド
クルチアルカロイド
kurchi alkaloid
ホラレナアルカロイドともいう.キョウチクトウ科Holarrhena antidysenteriaおよび同属のH.africana,H.conglensis,H.wulfsbergii,H.febrifugaなどの種子および樹皮に含まれるアルカロイドの総称.ステロイドアルカロイドの一種である.代表的なものにコネシンがある.インドでクルチ(kurchi)と称し,アメーバ赤痢治療薬として古くから用いられている.in vitro(インビトロ)で結核菌の生長を阻害する.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報