最新 地学事典 「クレーンカイト」の解説
クレーンカイト
kröhnkite
化学組成Na2Cu(SO4)2・2H2O NaとCuの含水硫酸塩鉱物。単斜晶系,空間群P21/c, 格子定数a0.5800nm, b1.2651, c0.5512, β108.45°, 単位格子中2分子含む。青色短柱状の八面体結晶であるが,通常は繊維状・皮殻状・塊状ないし粒状集合体として産する。劈開{010}・{011}完全。ガラス光沢をもつ。硬度2.5, 比重2.92。顕微鏡下では淡青~無色,二軸性負,光軸面(010)に平行,X∧c12°, 屈折率α1.544, β1.578, γ1.601,光分散r<v弱。水によく溶け酸性溶液となる。銅鉱床で二次鉱物として産出する。名前はこの鉱物を初めて分析したB.Kröhnkeにちなむ。
執筆者:青木 義和・吉井 守正
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

