共同通信ニュース用語解説 「クロチアニジン」の解説
クロチアニジン
タバコに含まれるニコチンに似た物質を主要成分とするネオニコチノイド系と呼ばれる農薬の一種。日本では2001年に登録され、コメや野菜の殺虫剤として広く使われている。ミツバチの消滅との関連が指摘され、欧州連合(EU)の欧州委員会は昨年、クロチアニジンなど3種類のネオニコチノイド系農薬を当面2年間使用禁止にすると決めた。一方で日本では厚生労働省が食品中の残留基準を大幅に緩和する案をまとめ、環境保護団体が撤回を求めている。
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