クロム親和細胞腫(読み)クロムしんわさいぼうしゅ(その他表記)pheochromocytoma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロム親和細胞腫」の意味・わかりやすい解説

クロム親和細胞腫
クロムしんわさいぼうしゅ
pheochromocytoma

褐色細胞腫。主として副腎髄質のクロム親和細胞から発生する,比較的まれな腫瘍。副腎髄質の細胞はクロム液で染色すると褐色に変色するのでクロム親和細胞と呼ばれる。この腫瘍細胞はカテコールアミンを多量に含み,血液中に放出するので,持続的な血圧亢進を伴うことが多い。大部分良性であるが,治療手術で摘除する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む