クンペン

デジタル大辞泉プラス 「クンペン」の解説

クンペン

沖縄県の郷土菓子。琉球王国時代の宮廷菓子で、小麦粉砂糖を混ぜた皮で、卵黄・ゴマ・ピーナツ・橘餅(きっぱん)で作る餡を包み、焼き上げたもの。現代では春のシーミー(清明祭:旧暦清明節の頃に行われる先祖供養行事)の際のお供えにすることが多い。「薫餅」とも表記する。コンペンとも。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android