グアヤス川(読み)グアヤスがわ(その他表記)Río Guayas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グアヤス川」の意味・わかりやすい解説

グアヤス川
グアヤスがわ
Río Guayas

エクアドル西部,太平洋沿岸低地を流れる水系。アンデス山脈西斜面を流下して南西流してきたババオヨ川と海岸低地を南流してきたダウレ川がグアヤキルの上流で合流するが,狭義のグアヤス川はこの合流点より下流の部分をさす。しかし,しばしばこれより上流の源流部分までこの名で呼ばれる。グアヤキルより下流は網状流路をなして低平な三角州地帯を約 50km流れたのち,プナ島の両側水路を経てグアヤキル湾に達する。最も長い支流の水源から河口まで約 300km。喫水 7mの大型船はグアヤキルまで,これより小型の河航船ならババオヨまで乾季でも遡航でき,雨季には小型船で首都キトの南西約 150kmのサポタルまでさかのぼることができる。氾濫原はこの国の最も肥沃な農業地帯で,同国の主要輸出品であるバナナのほとんどすべてを産するほか,米の二期作が行われ,コーヒー,カカオ,熱帯果樹などの栽培も盛ん。

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