グジャラーティー絵画(読み)グジャラーティーかいが(その他表記)Gujarātīpainting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グジャラーティー絵画」の意味・わかりやすい解説

グジャラーティー絵画
グジャラーティーかいが
Gujarātīpainting

13~17世紀にインド北西部のグジャラート地方に栄えたジャイナ教経典の挿絵を中心とするミニアチュール (細密画) 。輪郭に墨線を用い,彩色には真紅,黄,緑,青,黒など鮮明な色を使用し,バックには赤を用いる特徴的な画風で,この系統からラージプート絵画が発展した。主要作品はフリーア美術館蔵ジャイナ教経典『カルパ・スートラ』の挿絵 (15世紀頃) 。

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