グランツァイト

最新 地学事典 「グランツァイト」の解説

グランツァイト

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化学組成(Na, Ca)x(V5+, V4+)6 O16・4H2O(x≈2.5)の鉱物。単斜晶系,空間群C2/m。一連の[]という複合多バナジン酸塩鉱物の一種であるが,分類上は複酸化鉱物として取り扱われている。この種の複合多バナジン酸塩は,0.36nm内外の非常に短い周期のある単位格子をもつ。格子定数a1.241nm, b0.360, c1.754, β95.33°,単位格子中2分子含む。暗緑ないし緑黒色。繊維状(b軸方向にのびる)のものは絹糸光沢。低硬度,比重2.94。光学的二軸性負,屈折率・多色性α1.81~1.83, X緑;β>2.0, Y緑褐;γ>2.0, Z褐。バナジンに富む砂岩や石灰岩の割れ目に薄膜をなす。命名は原産地米国ニューメキシコ州Grantsにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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