最新 地学事典 「グリーンラスト」の解説
グリーンラスト
green rust
鉄などの金属の腐食生成物で緑色を呈する2価鉄と3価鉄が混合した水酸化物。鉄を中心とする八面体層が弱く結合したブルーサイト類似の層状構造をもつ。ハイドロタルサイトに類似した構造。層状複水酸化物の一種。2価と3価の鉄があるため,八面体層は正の電荷をもち,炭酸イオン,塩素イオン,硫酸イオンなどの陰イオンと水が層間に入る。炭酸イオンを層間にもつものは,鉱物名があり,Fougèrite。鉄還元細菌によりフェリハイドライトが還元されても生じる。
執筆者:小西 博巳
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

