最新 地学事典 「グローコドート鉱」の解説
グローコドートこう
グローコドート鉱
(Co, Fe)AsS 硫砒鉄鉱族に属する鉱物。直方晶系,空間群Cmmm,格子定数a0.663nm, b2.833, c0.563, 単位格子中24分子含む。柱面に平行な条線をもつ,灰錫白~赤銀白色の柱状結晶,(101)または(012)で双晶し,十字形をなす。劈開{010}完全,{101}不完全,断口不規則,脆弱,硬度5,比重6.04。金属光沢,条痕黒色。不透明。通常,他のコバルト鉱物,特に輝コバルト鉱と共生。絵の具の藤紫色をつくるのに用いられるので,ギリシア語のglaukos(青)から命名。
執筆者:青木 義和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

