グンディ(その他表記)gundi
Ctenodactylus gundi

改訂新版 世界大百科事典 「グンディ」の意味・わかりやすい解説

グンディ
gundi
Ctenodactylus gundi

岩登りの巧みなテンジクネズミに似た齧歯(げつし)目グンディ科の哺乳類。北アフリカのモロッコからリビア北西部までの砂漠の岩場にすむ。体長16~20cm,尾長1~2cm,体重175g前後。体は太くがんじょう,四肢は短く各4指を備え先に剛毛がある。つめは短いが強く曲がり先が鋭い。後足の内側の2指には櫛(くし)状の突起があり,毛をすくのに用いる。尾が短く,乳頭は胸と首に各1対ある。体の上面は灰褐色,下面は白色か灰白色。低地から2400mまでの岩の斜面に家族群ですみ,岩壁に体を押しつけほとんど垂直なところも登る。岩の上で好んで日光浴をしながら休息し,タカなどの敵を見つけると体を偏平にして狭い岩の裂け目に入り難を避ける。逃げきれず追い詰められると仮死状態になる。昼行性で植物の葉,茎,花,種子を食べ,水を飲まない。春に1腹1~3子を生む。新生子は目が開き毛が生えそろっていてすぐ動き回ることができ,数日後には固形食をとり始める。しかし離乳するのは数週間後である。この科はアフリカに固有で4属5種がある。かつてはヤマアラシ亜目に分類されていたが,近年はリス亜目近縁との説が有力になった。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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