普及版 字通 の解説

14画
[字訓] かすかな・ちいさな
[説文解字]

[字形] 形声
声符は彗(すい)。彗は彗星。いわゆるほうき星の象。また
(慧)・
(けい)の声がある。星のまばたくさまをいう。〔説文〕三上に「小聲なり」とあり、〔詩、小雅、小弁〕「鳴蜩(めいてう)(
)
たり」は
の声の擬声語。〔詩、召南、小星〕「
たる彼の小星」、〔詩、大雅、雲漢〕「
たる星
り」のように、星の光をいうことが多い。彗はその衆星の光の象形で、かすかなものをいう。[訓義]
1. かすかな、ちいさな光。
2. かすかな、小さな声。
[古辞書の訓]
〔新
字鏡〕
世比乃己惠(せびのこゑ) 〔字鏡集〕
ヤハラカナリ・ナク・ケサヤカナリ[語系]
・
xiu
tは同声。
はちらりと目を動かす意。
xiuan、
hiuengも、
独・微小の意をもつ語である。[熟語]

▶・
▶[下接語]
初
・

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

