ケイ光染色法(読み)ケイこうせんしょくほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケイ光染色法」の意味・わかりやすい解説

ケイ光染色法
ケイこうせんしょくほう

アクリジン橙,オーラミンO,トリパフラビン,フルオレッセイン,ローダミンBなどのケイ光色素を十分に希釈して行う生体染色で,ケイ光顕微鏡で観察する。アクリジン橙を用いると,細胞核 (DNA) や膠原線維は緑,核小体や細胞質内は赤色に見える。また,フルオレッセインで標識したケイ光抗体を用いると,細菌ウイルス真菌,ホルモンその他の蛋白質の存在を観察できる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android