デジタル大辞泉 「真菌」の意味・読み・例文・類語 しん‐きん【真菌】 菌類から変形菌を除いたものの、かつての呼称。分子系統学的な生物分類においては、真菌(類)という呼称は使われなくなった。一方、現在も医学・獣医学の分野では、病原体としての菌類を細菌と区別して真菌とよぶ。真菌類。→真菌症 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「真菌」の意味・わかりやすい解説 真菌【しんきん】 菌類に含まれる一部門。葉緑素をもたない真核生物で,単細胞あるいは連なって糸状体をなす。子嚢菌類と,担子菌類,鞭毛菌類,接合菌類,不完全菌類の5つのグループがある。単細胞の代表は酵母,糸状体はカビ,菌糸が大型化し複雑な構造をとるものがキノコである。普通,真菌類と変形菌類を合せて菌類と総称するが,変形菌類を含めないこともある。→関連項目カンジダ|蛍光抗体法|シクロスポリン|人獣共通伝染病|性行為感染症|伝染病 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報