ケイ素青銅(読み)ケイそせいどう(その他表記)silicon bronze

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケイ素青銅」の意味・わかりやすい解説

ケイ素青銅
ケイそせいどう
silicon bronze

ケイ素は 400℃で銅に約4%固溶する。ケイ素を 0.3~2%含むケイ素青銅は加工性よく強く,電気伝導度もあまり下がらないので高抗張力電線に用いる。ケイ素 1.5~2.5%,マンガン 0.25%のエバジュール,ケイ素3%,スズ 1.0%,カドミウム 0.1%の住友 AR合金,ケイ素3%,マンガン 1.1%のハーキュロイなどは単純ケイ素青銅より鍛造性,加工性ともによく,耐食性もよいので化学工業に使われる。ケイ素3~5%,亜鉛 9.0~15.0%の高亜鉛ケイ素青銅 (シルジン青銅) は特に鋳造専用として開発されたもので,流動性よく強さと耐食性がすぐれているので舶用部品に多く用いられる。

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