ケツ・つまどる

普及版 字通 「ケツ・つまどる」の読み・字形・画数・意味


11画

[字音] ケツ
[字訓] つまどる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は吉(きつ)。吉は祝詞の器の上に士(鉞(まさかり)の刃)をおいて守る意で、とじこめる意がある。〔説文〕八上に「衽(じん)を執る、之れをと謂ふ」とあり、草摘みなどのとき、衣のつまを帯にはさみとることをいう。また襭(けつ)ともいう。

[訓義]
1. つまどる。
2. 襭と通ずる。

[語系]
kyet、襭hyetは声義の通ずる字。襭(けつ)は〔説文〕八上に「衣衽を以て物を(と)る、之れを襭と謂ふ」とあり、ともに衣のすそを帯にはさむことをいう。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む