最新 地学事典 「ケティリディアン」の解説
ケティリディアン
Ketilidian
グリーンランド楯状地の最南端部を構成する原生代早~中期の変動帯(および変動期)。花崗岩活動には早期(1,850~1,830Ma)と後期(1,810~1,740Ma)がある。北方の始生代片麻岩類を不整合に覆う堆積岩類と火山岩類があり,南方に向かって基盤の片麻岩類とともに変成作用を受ける。中~南部では片麻状花崗岩や閃緑岩・ミグマタイト化した堆積岩などがラパキビタイプの後期花崗岩に貫入される。これらを原生代中期の砂岩と玄武岩類が不整合に覆い,1,330~1,140Maには斑れい岩類と花崗岩-石英閃長岩および閃長岩-かすみ石閃長岩からなるアルカリ火成岩類(Garder火成岩類)が貫入。
執筆者:加納 隆
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

