ケライナイ(その他表記)Kelainai; Celaenae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケライナイ」の意味・わかりやすい解説

ケライナイ
Kelainai; Celaenae

フリュギアの古代要塞都市。ラテン名ケラエナエ。現トルコのディナール東方への通商路に位置する。前 401年キュロス (小)は兄アルタクセルクセス2世に対抗するために,1万人の兵を率いてこの地から出発している。前 333年アレクサンドロス3世 (大王) に征服された。その後,アンチゴノス1世はこの地を王国の首都とし,セレウコス朝時代には,アンチオコス1世アパメアとして再建した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む