知恵蔵mini 「ケラトプス類」の解説 ケラトプス類 トリケラトプスに代表される角の発達した草食恐竜の分類群。角がなく体も小さい原始的な角竜類恐竜が、進化の過程で歯が発達して大型化し、角を持つようになったと分析されている。2013年、国内初、アジアでも3例目となる歯根の一部の化石が鹿児島県薩摩川内市下甑島(しもこしきじま)のおよそ8000万年前(中生代白亜紀後期)の地層から発見された。恐竜の全長は数メートルと推定される。これまで、角竜類はアジアから北米に渡って繁栄・進化したと考えられてきたが、この化石の発見により、アジアで角が生えるまで進化していたことが判明した。 (2013-2-22) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報