ケルスート閃石(読み)ケルスートせんせき

最新 地学事典 「ケルスート閃石」の解説

ケルスートせんせき
ケルスート閃石

kaersutite

角閃石の一種。角閃石上族,OXO族に属する。。CサイトのAl<Fe3+のものはフェリケルスート閃石と呼ばれる。単斜晶系,空間群C2/m,格子定数a0.983nm, b1.799,c0.530, β105.1°, 単位格子中2分子含む。暗褐~黒色,ガラス光沢。硬度5~6,劈開{110}に完全,比重3.3。光学的二軸性負,2V66°~82°, 屈折率α1.670~1.689, β1.690~1.741, γ1.700~1.772。アルカリ火山岩中に産するが,モンゾナイトや閃長岩中にも産することがある。理由は明らかでないが,火山岩中のものは,単一の結晶内での化学的不均質性の起こりにくい鉱物の一つとされている。命名はグリーンランドの地名Kaersutにちなむ。

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参照項目:角閃石

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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