グリーンランド(読み)ぐりーんらんど(英語表記)Greenland

翻訳|Greenland

デジタル大辞泉 「グリーンランド」の意味・読み・例文・類語

グリーンランド(Greenland)

北大西洋にある世界最大の島。デンマーク自治領。中心地はヌーク(旧ゴートホープ)。面積217万5600平方キロメートルで、全島の大部分は厚い氷に覆われている。タラ・ニシンなどの漁業が行われる。グリーンランド語での呼称はカラーリットヌナート。人口5.7万(2021)。

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共同通信ニュース用語解説 「グリーンランド」の解説

グリーンランド

北極海と北大西洋の間の世界最大の島。デンマーク領。面積は約217万平方キロで日本の6倍弱。1979年に自治政府が発足。広範な自治権を有する一方、外交や軍事はデンマークが管轄する。米軍基地を置く米国はトランプ前大統領が2019年に島の購入構想を表明、デンマーク側に拒まれたが、20年に領事館を設置するなど関係を強化。周辺の北極圏では地球温暖化で氷が解けて航路が拡大、近年は地政学的な重要性が高まっている。(ロンドン共同)

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精選版 日本国語大辞典 「グリーンランド」の意味・読み・例文・類語

グリーンランド

  1. ( [英語] Greenland ) 大西洋と北極海の間にある世界最大の島。デンマークの自治領。行政の中心地はヌーク(旧ゴートホープ)。一八世紀以来ノルウェー・デンマークの植民地となり、一八一四年デンマーク領となる。一九七九年自治領。気候は寒冷で、全土の八〇パーセント以上が氷床や氷河におおわれており、海岸部にはツンドラがみられる。かつてはアザラシの捕獲が行なわれたが、現在はタラ・エビなどの漁業が主。氷晶石の埋蔵量は世界一。
    1. [初出の実例]「北の方にては臥爾狼徳(グルウンランド)の邦を云」(出典:和蘭天説(1795)凡例)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「グリーンランド」の意味・わかりやすい解説

グリーンランド
ぐりーんらんど
Greenland

北アメリカ大陸の北東にある世界最大の島。面積216万6086平方キロメートル、人口5万6542(2002)。デンマーク領であるが、同国のフェロー諸島と同じく、1979年に自治権を得た。行政上、北、西、東グリーンランドに分かれ、中心地はゴートホープ(ヌークNuuk)。最北端のモリス・ジェサップ岬(北緯83度39分)から南端のフェアウェル岬まで2670キロメートル、大部分が北極圏内にある。北は北極海、東はグリーンランド海、デンマーク海峡、北大西洋に面する。西はデービス海峡バフィン湾、ロブソン海峡(最狭部26キロメートル)で、カナダ北極海諸島に対する。

[楠 宏]

自然

全島の約80%にあたる180万平方キロメートルは、氷床や氷河で占められる。氷床は茶碗(ちゃわん)形の島の中心部を満たし、平均氷厚約1500メートル、最大4000メートルに達する。氷床の最高点は3200メートルで、海岸に向かって高度が下がり、沿岸部は露岩地帯が多く、フィヨルド(峡湾)や多数の島がある。東部の氷床上には露岩が突出し(ヌナタク)、最高峰はギュンビョルン山Mount Gunnbjørn(3700メートル)。グリーンランドは、地質構造上、カナダ楯状地(たてじょうち)(ローレンシア台地)に属し、先カンブリア時代の片麻(へんま)岩や花崗(かこう)岩からなる。しかし、北部のペアリーランドは古生代のカレドニア造山帯に属し、周囲の露岩地帯には、白亜紀の変動(ディスコ島の石炭)や、古第三紀(約5000万年前)の火山活動の跡がみられる。東岸のリバプール・ランドや西岸のユリアネホープなどには温泉や地熱地帯がある。北西部のメルビル湾付近に鉄隕石(いんせき)の落下地点が散在し、1897年にアメリカ人ペアリーの北極探検隊が、最大31トンのもの(アニギト隕石)をニューヨークへ運んだ。

 グリーンランドの気候は寒冷で、わずかに南西岸がガルフストリーム(メキシコ湾流)の影響下にある。氷床内部の年平均気温は、零下30℃に達する。最北部のノルド測候所の年平均気温は零下17.4℃、年降水量(おもに降雪による)は350ミリメートル。ゴートホープは年平均気温零下0.7℃(最寒月零下7.3℃、最暖月6.7℃)、年降水量800ミリメートル。南端(北緯約60度)では1800ミリメートルに達するが、夏でも降雪をみる。20世紀の初めから気候が温暖化し、これに伴ってアザラシが北へ移動し、タラの資源量が増えた。しかし、1960年代の終わりから海水温度が下がり、タラ漁が激減した。

 植物相は、北部ではコケや地衣類などであるが、南部ではカバ、ヤナギなどの低木もあり、総数400種に及ぶ。南端部ではジャガイモや干し草(ヒツジ飼料)がつくられ、南西岸ではカブ、キャベツ、レタスが栽培されている。海には動物が豊富で、グリーンランダー(先住民)の食糧源となっている。魚類はサケ、マス、タラ、ヒラメ、オヒョウ、エビなど、寒流系のものがとれる。アザラシ、クジラもいるが、クジラは激減した。陸にはホッキョクグマジャコウウシ、トナカイ(一部は飼育)、ホッキョクギツネ、ホッキョクウサギ、レミングなどがいる。鳥類も多く、なかには先住民の食糧となるものもある。夏には蚊(か)が多く発生する。

[楠 宏]

歴史

北東部に、カナダ極北部から移動してきたイヌイットの4000年以前の遺跡がある。10世紀末に、ノルマン人エリックErik the Red一行がユリアネホープへ移住し、植民地の人口は一時3000人に及んだが、16、17世紀ごろには消滅した。その後ヨーロッパの捕鯨業者がイヌイットと接触し、1721年にノルウェーのキリスト教伝道が始まった。デンマークが交易の主導権をとり、グリーンランドの植民地支配が強まり、ノルウェーとの主権争いが続いたが、1933年に解決した。第二次世界大戦によるドイツのグリーンランド侵入に対し、アメリカが反撃にあたり、ヨーロッパへの物資輸送のための中継地としてグリーンランドの価値が高まった。大戦後は、アメリカの対ソ戦略上、グリーンランドに空軍基地やレーダー基地が置かれるようになった。

[楠 宏]

産業

主産業は漁業で、タラ、エビ、オヒョウなどがとれる(1997年総漁獲高12万0596トン)。売買はKGHと略称される王立グリーンランド交易公社(1990年に民営化)が中心となっているが、私企業によるものが増える傾向にある。生産物には、アザラシやキツネの皮のほか、鉛や亜鉛の鉱産物もある。ヒツジ約2万2000頭(2000)やトナカイ(約3800頭)の飼育も行われている。水産物や鉱産物などの総輸出額は約17億0200万クローネ、総輸入額は約27億4000万クローネ(1998)と輸入超過である。おもにデンマーク本国との取引が多い。出入国者は、近年、航空機利用者が増え(年間約7万人)、船の利用者は4.7万人である。スカンジナビア航空が、コペンハーゲンとカンゲルルススアーク間に航空路を開いている。北アメリカからの直接乗り入れは許されていない。鉱業は衰退しているが、石油、ウラン、クロム、鉄などの探査が続けられており、近年は国際資本も導入され、国際的に注目されている。

[楠 宏]

住民

住民のうち、グリーンランダーとよばれる先住民およびデンマーク人などとの混血者が4.1万人、白人移住者は9000人となっているが、このほかに測候所などの勤務者1900人がいる。大部分は西部地区の町村に住み、点在する集落には約1万人が住んでいるにすぎない。第二次世界大戦後、社会、経済面で近代化が進み、グリーンランド全体で電話回線数2万4600(1998)、乗用車保有台数(トラック等含む)3874台(1998)を数える。幼・小学校の教員数は1047人(1998)、医師は84人(1998)である。グリーンランダーと白人移住者との間には収入の差があり(既婚者で年収8000クローネと1万9000クローネ)、社会問題となりつつある。1979年に制定された自治法(ホーム・ルール)により、グリーンランダーの発言力は強まりつつある。しかし、彼らの経済基盤が弱く、多くの問題が残されている。

[楠 宏]

 2008年の国民投票で自治拡大が支持され、2009年に自治法が改正、外交と安全保障を除いた権限を自治政府がもっている。

[編集部]

日本との関係

関係は密接ではないが、日本製商品はグリーンランドにも進出している。探検、登山、観光で訪れる日本人も増えつつあり、1978年には植村直己(うえむらなおみ)が南北縦断の単独犬ぞり旅行を行った。1956年から数年、中谷宇吉郎(なかやうきちろう)が氷床の雪の研究を行った。

[楠 宏]

世界遺産の登録

グリーンランド西岸の町イルリサットにある氷河が2004年、ユネスコ(国連教育科学文化機関)により「イルリサット・アイスフィヨルド」として世界遺産の自然遺産に登録された(世界自然遺産)。また、2017、2018年に、イヌイットの遺跡が世界遺産の文化遺産に登録されている(世界文化遺産)。

[編集部]

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改訂新版 世界大百科事典 「グリーンランド」の意味・わかりやすい解説

グリーンランド
Greenland

南北2670km(北緯59°46′~83°40′),東西最大1200km,面積217万5600km2(日本の約6倍)の世界最大の島。デンマーク領で,デンマーク語でGrønland。北は北極海,東はグリーンランド海と北大西洋に面し,西はバフィン湾といくつかの海峡でカナダ北極圏の島々とへだてられている。16億~37億年前にできた古い大陸塊で,東岸と北岸に3億~4億年前の山脈がある。東と南西の大陸棚には厚さ10kmもの中~新生代層があり,石油の探査が進んでいる。北緯65~70°では,スコットランド-アイスランドから連なる新生代の火山岩帯が島を横切っている。東岸沿いには北極海からの流氷が南下するが,西岸は夏に北緯82°まで航行できる。南端でさえオホーツク海北岸に相当する緯度であるため,全島の5/6が北極圏に入り,4/5が氷に覆われ,雪は一年中降り,海岸には深いフィヨルドが刻まれている。氷床は平均1690m(最大3350m)の厚さで,基盤岩は海面下360mの所もある。氷は1日平均25mくらいの速さで海に流れこみ,大氷山になる。氷床が全部溶けると,世界の海水面は7m上昇する。最近の氷の量は増減がない。中央の氷床,西の暖流,東の寒流が気候を支配し,南西岸は年平均気温が0℃以上であるが,北東部では2月平均気温が-23℃,氷床の中央では年平均-30℃(最低-67℃)で,氷上のブリザードと山風が強い。北西の氷床上では基盤に達する1391mの氷のコアが掘り出されて,今から12.8万年前までの気温変化が調べられ,北半球気候変動の基準とされている。植物は約9000年前から侵入し,ツンドラの中にカバやヤナギが育つ。草花は450種知られている。苔と地衣は島の北端まで分布する。陸上哺乳類は,トナカイ,ホッキョクグマ,ホッキョクギツネ,ジャコウウシなど7種,アザラシは6種,クジラは16種が生息し,鳥は168種,営巣するのは51種,そのうち23種が留鳥で,陸鳥はライチョウ,シロフクロウなど7種である。魚は約100種が知られ,タラ,カレイが主で,サケ・マス,エビやシシャモも多い。
執筆者: デンマークの自治領で,人口5万6648(2007)。北ヨーロッパ人の混住・混血も見うけられるが,主たる住民はエスキモー。1953年以来デンマーク本土と区別のない王領の一地方で,79年に自治領となると,地名も〈ヒトの国〉を意味するカラーツズリツ・ヌナーツKalâtdlit-Nunâtと呼ばれ,主都もゴトホープからヌークNûkへと改名した。985年,赤毛のエイリークが到来,〈緑の島〉と命名して以来,北ヨーロッパ人が居住し,1126年司教座が置かれ,1261年ノルウェー領となる。寒冷化によって1485年ころに彼らの最後の者が死に絶え,以降エスキモーのみが居住しつづけたが,1721年再び北ヨーロッパ人が到来し,デンマーク・ノルウェー連合王国の支配下に入る。1814年のキール条約でアイスランド,フェロー諸島と共にデンマーク領となった。アメリカとの協定により,チューレなどに米軍基地が置かれている。
執筆者:

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グリーンランド」の意味・わかりやすい解説

グリーンランド
Greenland

大西洋に浮かぶ世界最大の島。デンマーク語でグレンラン Grønland(「緑の島」の意),エスキモー語でカラーリトヌナート Kalaallit Nunaat。デンマーク領だが自治政府が内政のほとんどに権限をもつ。首都はヌーク。全島の 3分の2が北極圏に含まれ,大半が氷河万年雪に覆われている。沿岸部ではツンドラが広がり,氷河侵食によるフィヨルドが発達し,小島が散在する。内陸部に向かって標高を増し,最高峰は東部のグンビョルン山(3700m)。気候はツンドラ気候および氷雪気候で,東海岸は西海岸より寒冷で降水量が多い。982年ノルウェー出身のエーリックが上陸し,「緑の島」と呼んだ。その後入植が行なわれたが長くは続かず,15世紀には入植者もいなくなった。16世紀以後,北西航路の開拓者たちによって再発見され,1721年には宣教師のハンス・エーゲデがゴットホープ(今日のヌーク)に植民地を建設した。19世紀後半以後,フリチョフ・ナンセン,クヌート・ラスムッセン,ヨハン・ペーター・コッホらによる探検を通じて島の全容が明らかになった。1978年には日本の植村直己が約 2600kmを犬ぞりで単独縦断。タラやニシンなどの水産業が主産業。氷晶石,鉛,亜鉛などの鉱物資源にも富む。第2次世界大戦中はアメリカ合衆国が空軍基地や観測所を建設。近年,学術研究や軍事上重要な地となっている。住民の大半が先住民のイヌイット(→エスキモー)。1979年本国と同じ政治的地位が与えられ,租税,教育,社会保障などの内政分野で自治権を獲得。2009年には天然資源開発等の分野でも中央政府から権利を委譲された。2004年西岸のイルリサット・フィヨルドが国際連合教育科学文化機関 UNESCOの世界遺産の自然遺産に登録。2017年には南岸の氷床周縁部でのノール人やイヌイットによる 10世紀以降の農業の痕跡が,2018年には西岸から奥地に点在する 4200年前以降の先史文化(→ドーセット文化チューレ文化)の時代の狩猟場跡が,それぞれ世界遺産の文化遺産に登録された。面積 216万6086km2。人口 5万5900(2017推計)。

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百科事典マイペディア 「グリーンランド」の意味・わかりやすい解説

グリーンランド

北米大陸の北東にある世界最大の島。216万6086km2。デンマーク領。大部分が北極圏にあり,全島の約80%以上は氷河と万年雪におおわれ,海岸部にツンドラ帯がみられる。巨大なフィヨルドが多い。氷の厚さは3000m以上に達する所もある。先住民はイヌイットであるが,イヌイットと北欧人の混血も多い。氷晶石,黒鉛などの鉱産資源に富むが,主要産業はエビ,タラ,ニシンなどの水産業で,北大西洋条約機構に基づく米軍基地への依存度が高い。 982年ごろノルマンの赤毛のエイリークが最初のヨーロッパ人として上陸,〈グリーンランド〉と命名。16世紀半ばに再発見され,18世紀にゴトホーブに植民地がつくられた。1917年以降デンマークの支配が全島に及び,1953年本国の県と同格の自治権を得た。1973年デンマークのEC加盟とともにECの漁船操業と漁獲高に関する規定が適用されたが,島民は反発,自治を求める声が高まり,1979年には自治領となった。次いで1985年EC離脱。中心都市ゴトホープ(ヌーク)。5万6370人(2013)。
→関連項目デービス海峡デンマーク北極地方

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「グリーンランド」の解説

グリーンランド
Greenland

大西洋北端,北極圏にまたがる世界最大の島。9~10世紀にノルマン人により発見され,西南部に植民が行われ,ノルウェーの属領となったが,イヌイットとの衝突や気候の悪化のため1500年頃その植民も滅んだ。16~17世紀,クリスチャン4世により北部や内陸への探検がなされ,18世紀には宣教師たちによる再植民が行われた。デンマークの主権下にあったが,1979年自治政府を樹立した。

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旺文社世界史事典 三訂版 「グリーンランド」の解説

グリーンランド
Greenland

大西洋北部にあるデンマーク領の世界最大の島
面積の80%が氷床に覆われ,最高点は3000mを超える島。10世紀末にアイスランド経由でノルマン人(ヴァイキング)が到達し,1721年以来デンマーク領となる。住民は少数のイヌイット(エスキモー人)のほか,北欧系ヨーロッパ人と前者の混血で,主として南西岸に住む。主産業はタラ・ニシンなどの漁業。

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世界大百科事典(旧版)内のグリーンランドの言及

【バイキング】より

…以後60年間の植民が事実上先住者のいなかった島への漸次的で平和的な移住であったため,ここには当時の北欧社会が雛形として再現し,しかも12世紀の《植民の書》,13世紀の散文学サガによってこの社会のあり方とその形成過程を再構成しうるので,アイスランド社会はバイキング時代の北欧,ひいては古ゲルマン社会の研究にとって特別な重要性をもっている。ノルウェー人の赤毛のエイリークはアイスランド移住のあと,殺人事件のため3年間の追放処分となり,この間にグリーンランドを探査,985‐986年に植民を組織した。最盛期にこの島には,2ヵ所に計280の農場があったと伝えられるが,気候の悪化もあって13世紀以後衰退し,1500年ころ絶滅した。…

※「グリーンランド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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