最新 地学事典 「ケーニヒスベルガー比」の解説
ケーニヒスベルガーひ
ケーニヒスベルガー比
Königsberger ratio
地球磁場による誘導磁化(xH, x:磁化率,H:地球磁場強度)と残留磁化(Jn)の比(Qn=Jn/xH)。Q比(Q-ratio)とも。一般に火山岩では1よりかなり大きく,ときには100~1,000になるが,深成岩・変成岩・堆積岩では比較的小さく,多くは1以下であるが5程度の場合もある。磁気異常への残留磁化と誘導磁化の寄与の相対的大小の判断や,残留磁化の安定性の推定のためのパラメーターとして用いられる。
執筆者:山崎 俊嗣
参照項目:磁化率
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

