コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

磁気 じきmagnetism

翻訳|magnetism

6件 の用語解説(磁気の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

磁気
じき
magnetism

古代ギリシアにおいて,小アジアマグネシア地方に産する鉱石が鉄片をひきつけるという奇妙な性質をもっていたので,これをマグネット (磁石 ) と呼び,その性質を磁気といった。これは方角を示す羅針盤として古くから用いられ,中国においては指南車と呼ばれていた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

じ‐き【磁気】

磁力の根源と考えられるもの。一般には磁石どうし、または磁石と電流との相互作用に関する現象。また、磁極に蓄えられている物理量

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

百科事典マイペディアの解説

磁気【じき】

天然磁石の存在はギリシアや中国で古代から知られており,その性質はフランスの修道士P.ペレグリヌスによってやや組織的に研究された(1269年)。しかし磁石や地磁気の科学的研究はW.ギルバートから始まり,クーロンによって磁極の間に働く力の定量的関係が確立された。
→関連項目磁気量

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

じき【磁気 magnetism】

磁石は鉄,コバルトニッケルなどのいわゆる強磁性体を引きつけるが,このような現象の根源となるものを磁気という。また広くはこれらの現象そのものをいう場合も多く,磁石に近づいた強磁性体も一時的に磁石になるから,これは磁石と磁石とが力を及ぼし合う現象であるということもできる。 このような磁石がものを引きつける現象は,昔,地中海クレタ島で羊飼がつえの先につけた鉄片を引きつける岩石を見いだしたのが最初といわれている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

じき【磁気】

鉄片を引き付けたり、南北を指したりする、磁石に特有な物理的性質。正確には、磁荷は存在せず、運動する電荷が磁場を形成し、また逆に磁場が運動する電荷に力を及ぼすことによって磁気現象が起こる。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

磁気
じき

磁石に特有な物理的性質をいい、電気と並んで使われる。電気が電荷の意味に使われるのと同様に、磁気は磁荷の意味に使われることがある。「磁気を与える」はその例である。電荷とは異なり、真の磁荷は現在に至るまで発見されていない。しかし、素粒子物理学の主流である大統一理論ではその存在が予言されている。磁気がもっとも広く使われるのは、形容詞的な用法である。磁気モーメント、磁気構造などの概念は明確に定義でき、また磁気記録磁気テープ磁気ディスクなどは電子工学上の用語でもある。しかしながら「磁気」は明確に定義できるような用語ではなく、単独で使われることはしだいになくなりつつある。[宮原将平・佐藤博彦]
『谷腰欣司著『図解 磁石と磁気のしくみ』(2000・日本実業出版社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone

磁気の関連情報