ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケーニヒの圧力炎」の意味・わかりやすい解説 ケーニヒの圧力炎ケーニヒのあつりょくえんKönig's manometric flame 音波などによる気体の振動を観察するため,ドイツの音響学者 K.ケーニヒは炎の振動を利用した。この炎をケーニヒの圧力炎という。容器に振動膜と細口管をつけ,この中に可燃性のガスを入れて管の先に火をつける。音波などによって膜を振動させると,容器内のガスの圧力が変化し,それに応じて炎が動く。ケーニヒはこれを使って母音の研究をした。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by