ケーニヒの圧力炎(読み)ケーニヒのあつりょくえん(その他表記)König's manometric flame

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケーニヒの圧力炎」の意味・わかりやすい解説

ケーニヒの圧力炎
ケーニヒのあつりょくえん
König's manometric flame

音波などによる気体振動を観察するため,ドイツの音響学者 K.ケーニヒは炎の振動を利用した。この炎をケーニヒの圧力炎という。容器に振動膜と細口管をつけ,この中に可燃性ガスを入れて管の先に火をつける。音波などによって膜を振動させると,容器内のガスの圧力が変化し,それに応じて炎が動く。ケーニヒはこれを使って母音研究をした。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む