普及版 字通 「コウ・うつろ」の読み・字形・画数・意味
12画
[字訓] うつろ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(空)(くう)。〔説文新附〕四下に「なるものなり」とあり、くらげのように特定の臓腑をもたないものを腸類という。心の限りを尽くすことを満という。
[訓義]
1. うつろ、から、中空。
2. と通じ、羊のからだ、羊の肉、そのわきばら、ほじし。
3. 曲調。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 ヒタルシシムラ
[語系]
kheong、・孔khongは声義が近い。また、keong、khuanも声義の関係がある。細長い空洞状のものをいい、一系の語と思われる。
[熟語]
▶・口▶・子▶・腸▶・調▶・拍▶
[下接語]
胸・枯・口・体・鼻・腹・満・羊
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報