コタグデ

世界の観光地名がわかる事典 「コタグデ」の解説

コタグデ【コタグデ】
Kota Gede

インドネシアのジャワ島ジョクジャカルタの南東約5kmにある古都ジョグジャカルタに遷都(せんと)されるまでマタラム王国の都があった、ジャワ島中部で最も古い町で、城壁白壁の伝統的な建物や歴史的建造物が多数残るジョグジャカルタ有数の観光地の一つになっている。また、この町は銀細工製造・販売地として有名で、通りには多数の銀細工の工房商店が並んでいる。◇「コタペラッ」ともいう。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のコタグデの言及

【ジョクジャカルタ】より

…サンジャヤ朝シンドク王は天災または伝染病のために929年ころ都を東ジャワのクディリに移した。《ジャワ年代記》によれば,16世紀後半にジョクジャカルタ南東郊外のコタ・グデにキヤイ・グデ・パマナハンなる者が勢力を得,その子セナパティが再びマタラムの国号をもつ王国(マタラム・イスラム)を建てたと伝えられる。しかし彼およびその子パネンバハン・クラピアクについては不明の点が多い。…

※「コタグデ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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