銀細工(読み)しろがねざいく

精選版 日本国語大辞典 「銀細工」の意味・読み・例文・類語

しろがね‐ざいく【銀細工】

〘名〙 (古くは「しろかねざいく」) 銀(ぎん)細工をすること。また、そのものやその職人ぎんざいく。
七十一番職人歌合(1500頃か)三一番「真砂地月かげ見れば白かねのななこ蒔きたる心地こそすれ〈略〉銀ざいく。なんりゃうのやうなるかねかな」
浮世草子好色一代女(1686)五「白(シロ)かね細工(サイク)気晴し、屋ね葺の雨日和」

ぎん‐ざいく【銀細工】

〘名〙 銀を使って細工をすること。また、その物。また、その職人。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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