コニンク石(読み)コニンクせき

最新 地学事典 「コニンク石」の解説

コニンクせき
コニンク石

koninckite

化学組成Fe3(PO4)・3H2Oの鉱物正方晶系,空間群不明,格子定数a1.1977nm, c1.4625, 単位格子中16分子含む。繊維状結晶の球状集合。白~黄~淡ピンク色,透明ないし半透明で,ガラス~土状光沢。劈開一方向にあり。硬度3.5〜4, 比重2.4〜2.6。薄片では無色,屈折率ω~ε1.669で複屈折は小さい。温泉沈殿物や洞窟堆積物中に,ゲーサイト・鉄明ばん石,その他鉄のリン酸塩鉱物とともに産する。ベルギーのVisé付近,長野県茅野市諏訪鉱山,福島県田村市滝根町の石灰岩洞窟など産地は少ない。名称は,ベルギーの地質学者L.G. de Koninck(1809~87)に由来

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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