コマルノ(読み)こまるの(その他表記)Komárno

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コマルノ」の意味・わかりやすい解説

コマルノ
こまるの
Komárno

スロバキア南西部、ニトラ県コマルノ郡の都市。人口3万7366(2001)。ドナウ川バーフ川が合流する地点に位置する。対岸ハンガリーの市コマロムKomáromで両市はもともと一つであったが、トリアノン条約(1920)で分断された。住民の72.6%がハンガリー系。モハーチの戦い(1526)後、ハンガリー王国の要塞(ようさい)都市として栄え、16世紀、18世紀の要塞跡が残っている。「スロバキア造船所」による造船業ほか、印刷や建設資材の生産などがおもな工業である。

[木村英明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む