コムギセンノウ(読み)コムギセンノウ(その他表記)Lychnis coeli-rosa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コムギセンノウ」の意味・わかりやすい解説

コムギセンノウ(小麦仙翁)
コムギセンノウ
Lychnis coeli-rosa

ナデシコ科リクニス (センノウ) 属の一年草で,地中海沿岸に自生する。園芸的には旧属名のビスカリア Viscariaの名で呼ばれることが多い。葉は披針状線形で対生。細い茎の先に直径 2.5cmほどの杯状の5弁花をつける。草丈は 30~45cm。原種の花色は桃紅色であるが,青紫色や白花品種もある。花壇鉢植えにするほか,切り花としても利用される。秋に種子をまく。日当りのよい場所を好み,じょうぶで育てやすい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む