コムギセンノウ(読み)コムギセンノウ(その他表記)Lychnis coeli-rosa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コムギセンノウ」の意味・わかりやすい解説

コムギセンノウ(小麦仙翁)
コムギセンノウ
Lychnis coeli-rosa

ナデシコ科リクニス (センノウ) 属の一年草で,地中海沿岸に自生する。園芸的には旧属名のビスカリア Viscariaの名で呼ばれることが多い。葉は披針状線形で対生。細い茎の先に直径 2.5cmほどの杯状の5弁花をつける。草丈は 30~45cm。原種の花色は桃紅色であるが,青紫色や白花品種もある。花壇鉢植えにするほか,切り花としても利用される。秋に種子をまく。日当りのよい場所を好み,じょうぶで育てやすい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む