…また背後に天然の要害アクロ・コリントスを有していたので,戦略地点としても重要視されてきた。なお,コリントス,サロニカ両湾を結ぶ運河の開削は古代から試みられてきたが,1881‐93年に全長6.4kmのコリントス運河が建設された。
[歴史]
ホメロスの《イーリアス》ではエフュラ(監視塔の意)とも呼ばれたが,その名称が指すと思われるアクロ・コリントスには,前5千年紀(新石器時代)から人が住んだ痕跡が見られ,周辺一帯からミュケナイ時代の陶器が発掘されている。…
※「コリントス運河」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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