コレギア・ピエタティス(その他表記)Collegia pietatis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コレギア・ピエタティス」の意味・わかりやすい解説

コレギア・ピエタティス
Collegia pietatis

フランクフルトアムマインのルター派牧師フィリップ・ヤーコプ・シュペーナーが 1666年頃から自宅で始めた祈りと聖書研究のための集会信徒の個人的・霊的成熟強調。教科書中心の正統主義からは受入れられなかったが,pietismすなわち敬虔主義運動 (→敬虔派 ) の源泉となった。名称は「敬虔 pietasの集い」の意。

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世界大百科事典(旧版)内のコレギア・ピエタティスの言及

【シュペーナー】より

…このとき以来カルビニズム的理念に親しんだことは,自身はルター派にとどまったが,その教派をこえた実践的キリスト教確立の念願に結実する。フランクフルト・アム・マインでの牧師の間に〈コレギア・ピエタティスcollegia pietatis(敬虔の集い)〉を開く(1670)。のちドレスデンの宮廷牧師,さらにベルリンに移り同地で没する。…

※「コレギア・ピエタティス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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