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正統主義 せいとうしゅぎ legitimism

翻訳|legitimism

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

正統主義
せいとうしゅぎ
legitimism

1814~15年のウィーン会議で採択されたヨーロッパ再建の一原則で,諸国の王侯の家門を,フランス革命ナポレオン戦争以前の状態に復活させようというもの。またフランス政治史上,この会議で復活したブルボン朝七月革命 (1830) で没落したのち,ブルボン家の直系の子孫がフランス王国の正統かつ合法の王であるとして,その復位を主張した際の政治的立場をいう。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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百科事典マイペディアの解説

正統主義【せいとうしゅぎ】

復古主義とも。1814年―1815年のウィーン会議でフランス代表タレーランが主張した理念。フランス革命とナポレオン戦争以前の王位・王国を復活させ,ヨーロッパの国際秩序再建をめざしたもので,ウィーン体制の基調となった。
→関連項目ウィーン会議

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大辞林 第三版の解説

せいとうしゅぎ【正統主義】

フランスのタレーランが唱えた、フランス革命以前の各国王朝・君主を正統な主権者とみなす考え。ウィーン会議以後のヨーロッパを支配した理念。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

正統主義
せいとうしゅぎ
Legitimism

1814年、ナポレオンの没落に伴う戦後処理問題に関してタレーランらによって唱えられ、メッテルニヒによってウィーン体制の原則として取り入れられた理念。フランス革命とナポレオンの諸事業のみならず、解放戦争の諸成果をも否定してアンシャン・レジーム(旧制度)へ復帰すること、各国の主権を旧来の主権者の手に戻すことを主張し、その結果フランスとスペインにはブルボン王朝が再建され、ドイツ諸国でも王政復古が行われた。ドイツ連邦成立にみられるように完全な意味での旧制度への復帰は不可能ではあったが、勢力均衡と並んでウィーン体制を支える原理となり、各国で発展した自由主義ナショナリズム運動抑圧の理念的根拠となった。[岡崎勝世]

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