ころく

精選版 日本国語大辞典 「ころく」の意味・読み・例文・類語

ころく

〘副〙 烏の鳴き声を表わす語。「子等(ころ)(く)」にかけていう。
万葉(8C後)一四・三五二一「烏とふ大をそ鳥のまさでにも来まさぬ君を許呂久(コロク)とそなく」

こ‐ろく【胡簶・籙】

〘名〙 矢を入れて背に負う武具。矢の全部を包む筒形のものと、大部分容器から外に現われる矢立式のものとがあり、それぞれ壺胡簶(つぼやなぐい)平胡簶に発展した。古墳時代からあるが、奈良時代に盛んに用いられ、特に矢立式のものをいうことがある。やなぐい。〔十巻本和名抄(934頃)〕

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普及版 字通 「ころく」の読み・字形・画数・意味

】ころく

やなぐい。

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【胡】ころく

やなぐい。

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