最新 地学事典 「コロラド高原ウラン鉱床」の解説
コロラドこうげんウランこうしょう
コロラド高原ウラン鉱床
Colorado plateau uranium deposits
三畳系とジュラ系のベントナイト質凝灰岩を挟む陸成赤色砂岩中の砂岩型鉱床。ユタ州のMonument Valley地区,コロラド州のUravan地区,ニューメキシコ州のGrants地区に特に密集。前2地区にはV・U砂岩型(平均品位V1.25%,U0.25%)が多く,Grantsには腐植酸塩砂岩型を多産。鉱体は透水層中の鉱染状・板状・舌状(ロール型)など。鉱石鉱物は瀝青ウラン鉱・コフィナイトを交代した閃ウラン鉱・カルノー石・チュヤムナイトなどで,Cu・Mo・Seも伴う。ウラン鉱物の絶対年代は明らかに母岩より若い。ワイオミング州を含めたこの砂岩型鉱床は米国のU埋蔵量の90%(U70万t)を占め,Vも国内需要を満たす。
執筆者:矢島 淳吉
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

