デジタル大辞泉 「ニューメキシコ州」の意味・読み・例文・類語 ニュー‐メキシコ(New Mexico) 米国南西部の州。州都サンタフェ。1848年メキシコから割譲、1912年に47番目の州となる。インディアン居留地があり、スペイン植民時代の史跡が多い。→アメリカ合衆国[補説] 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニューメキシコ州」の意味・わかりやすい解説 ニューメキシコ〔州〕ニューメキシコNew Mexico アメリカ合衆国南西部の州。州都はサンタフェ。北はコロラド州,東はテキサス州とオクラホマ州,南はメキシコのチワワ州,西はアリゾナ州に接する。地形は,州境では高原性で深い峡谷がこれを刻み,中央部は山に囲まれた平地。リオグランデ川以西は高度を増して,大陸の分水界をなす。プエブロ族,ナバホ族,アパッチ族などが先住諸民族。1540年にスペイン人フランシスコ・バスケス・デ・コロナドがこの地方を探検しているが,植民は 17世紀初め。1821年のメキシコ独立以後はその一部であったが,アメリカ=メキシコ戦争の結果,1848年アメリカの領土となり,1912年に合衆国 47番目の州になった。歴史的経緯からスペイン,メキシコ系住民が多い。おもな作物は綿花,コムギ,トウモロコシなどで,リオグランデ川以東が主産地。第2次世界大戦後,原子力,軍用航空機など合衆国政府関係の研究所が多数進出して工業が盛んになり,食品加工,製油,金属精錬などが発達。電子工業なども立地してきた。石油,天然ガスなどの地下資源も豊富である。近年急速に都市化が進んだ。主要都市はアルバカーキ,サンタフェなど。面積 31万4917km2。人口 205万9179(2010)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by