コングル山(読み)こんぐるさん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コングル山」の意味・わかりやすい解説

コングル山
こんぐるさん / 公格爾山

中国、新疆(しんきょう/シンチヤン)ウイグル自治区西部、崑崙(こんろん/クンルン)山脈西部の高峰。標高7719メートル。南をヤルカンド河の支流タシコルガン川、北をカシガル河の支流ゲズ川の谷が限るコングル山群の主峰であり、パミール高原最高峰である。タリム盆地からインドに至る昔からの交通路がこの山群の西を通る。1956年、中ソ合同登山隊が主峰の北西にあるコングル九別峰(7595メートル)に初登頂、81年イギリス隊が主峰に初登頂した。

[酒井敏明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む