ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンスタンシア」の意味・わかりやすい解説 コンスタンシアConstantia 南アフリカ共和国,西ケープ州南西部の地区。ケープタウンの南約 16kmに位置。古くから果物とワインの産地として知られ,特に赤のテーブルワインは最高級品。ケープタウンの住宅地としても発展した。1685年頃オランダ人総督のシモン・ファン・デル・ステルがブドウ園とともに建設し,妻の名にちなんで命名したグロート・コンスタンシアの家屋が復元されて残り,ケープ植民地古典期の家具とともに当時のオランダ風の様式を伝えるものとして,博物館になっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by